しましま靴下の黄金比
こんにちは、Ami-Chiku laboのユミ(@fruor.yumi)です。
靴下編んでますか?
私は(ブログの記録を見てみると)2018年の2月に初めて靴下を完成させて以来、そこそこコンスタントに編み続けているみたいです。
なんと言っても靴下は編むのが楽しい。
初めて挑戦したときは理解ができなかったり、ラップ&ターンの段消しで目を落として泣きそうになったり、かなり苦戦した記憶があります。
何足も編むうちにだんだん上達してきて、プレゼントできるようになってからはますます編むのが楽しくなりました。
ソックヤーンもたくさんの種類があって、選ぶだけでもときめきますよね。
ソックヤーンなら福袋に挑戦しやすいのも良いところ。
今年は福袋買いたいなぁ〜。
基本的には可愛いソックヤーンをそのまま、メリヤス編みで編む靴下が多いんですが、急に太めのしましまの靴下が編みたくなりました。
しかも思い立ったのがキャンプに出発する朝だったので、糸を2玉と小さな靴下編み用具をまとめたポーチを持って家を出ました。
適当なところで色を変えながら編めば良いと思い、助手席でいつもの編み方で編み始め、
順調に編み進めていたはずが…
ちょうど高速を降りてクネクネ道に入ったあたりで、『あれ?』となり…なんだかうまく行かない。
酔いそうになりながらも、解いて編み直して、メモして。
良い加減にしなよ、という家族の白い目に耐えながらなんとかたどり着いた、編みやすくてバランスのいい配色を紹介します。(前置き長っ)
基本の編み方
『わたしの靴下』で紹介している、爪先から編むマチありタイプの編み方です。
靴下の編み方自体は省略するので、詳細は👇でご確認ください。
段差を目立たないようにすべり目でずらす方法(※後述)を使うと、少しややこしくなるので、靴下の編み方が頭に入った状態で編むことをお勧めします。
材料と道具
ソリッド(単色)タイプのソックヤーン 2種類
今回はカメレオンカメラを使いました。
色は113(アッシュグレー)と105(ビリジアン)です。
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0号・1号/80cm輪針
メリヤス編み部分は1号、ゴム編み部分は0号の針を使います。
爪先から編む場合、0号はミニ輪針でも編むことができます。
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マーカー、ハサミ、とじ針をご用意ください。
しましま靴下を編むためのポイント
①爪先のあと、かかとまで何段編むかを決める
まず、いつも通りに爪先を編んだあと、かかとまで何段編むかを決めます。以前作った『靴下計算表』があると便利です。
今回は、爪先の増し目が終わって かかとのラップを始めるまで、64段(増し目なし40+マチ24)です。
②何段ごとに色を変えるかを計算する
64(①で決めた段数)を8で割る =8
③2で出した段数を1:2:2:2:1で編む
爪先と同じ色で8段編んでから、 16段(2で決めた段数×2)ごとに色を変えて編みます。
割り切れずに端数が出た場合は爪先側の段数を増やして調節するとバランスがいいです。
途中からマチの増し目が始まるので、お忘れなく。
④かかとと足首が同じ色で繋がるように編む
かかとの手前で8段、そのままかかとを編み、同じ糸で8段 足首を編んでから色を変えます。
最初はかかとで色を変えればいいかなとイメージしていましたが、妙な感じになったので、この方法がお勧めです。
⑤足首も同様に色を変えながら編む
あとは好きな長さになるまで、16段ごとに色を変えながら編めばOKです。
色変えの位置を目立たなくする方法
色を変えるときは、1周を糸変えの回数で割った数だけ、 すべり目をして編み始めの位置をずらすと目立ちにくくなります。
今回は色替えが8回、1周56目なので、色変えをするたびに最初の7目をすべり目し、編み始め位置をずらすと良いと思います。
これは端数が出たら均等に割り振ればOKです。
無料ダウンロード版
制作中にメモしていたデータをテキスト打ち直ししたものを無料ダウンロードできるようにしました。
メモを片手に動画を見ていただくとより理解しやすいかも。
YouTube動画
動画も作ったので併せてどうぞ!(すべり目のところ、ちょっと解説してます)