わたしの靴下 かかとをキレイに編むコツ
こんにちは、Ami-Chiku laboのユミ(@fruor.yumi)です。
靴下の編み方を動画で解説して以来、何度かご質問をいただいていた
『マチとかかとをつなげたところの、左側だけが緩む』問題。
ここをキレイに編むコツについてまとめておこうと思います。
実はずっと気になっていた
靴下を編み始めた当初、なんだかキレイに編めないな〜と思いつつ、
『穴も空いてないし、何度か履いて洗濯したら目立たないし、まいっか』と見て見ぬ振りをしてました💧
何足も編むうちに、自分が履くだけでは余るようになり、人にプレゼントをするようになった頃、やっぱりどうしても気になって色々試しました。
で、見つけたポイントがこれです。
私が見つけたポイント
全体をきつく編まない
左側の2目一度だけじゃなく、すべり目も緩まないように編む
逆に右側はきつくならないように気を付ける
この3つ。
全体をきつく編まない
まず、1つ目のポイントは全部をきつく編まないこと。
緩まないように編もうと思うと、ついついきつく編んでしまうんですが、これが緩みが目立つ原因になってしまってました。
どうしても構造や癖で緩みやすい部分があるときに、最初からきついテンションで編んでしまうと、緩みやすい部分を他よりきつく編むことができなくなります。
というと、『靴下はきつく編むんじゃないの?』という声が聞こえてきそうですが…感覚的には、
セーターなどは10段階の5
靴下全体は10段階の7
靴下の緩みやすいところは10段階の10
くらいの感じで編んでみるとキレイに仕上がりました。
左側の2目一度だけじゃなく、すべり目も緩まないように編む
次に、緩みやすいところがどこか、どうやって編んだら緩まないか、なんですが
気をつけているのはこの3つ
- ラップ&ターンと段消しが終わった後、かかととマチを2目一度していくところ
- 編み地を返した後の最初の浮き目
- そこから3〜4目
この3つを意識して緩まないように編んでいます。
緩まないように編むコツ
よく観察してみると、2目一度を編んで編み地を返した後がどうも糸が緩みがちだと気づきました。
編み物って結局糸が繋がっているので、緩んで欲しくない目だけきつく編んだところで、その目が繋がっている目が緩んでいたら、結局緩みが出てきちゃうんですよね。
(そのおかげで後から糸をくいくいっと引き出して整えちゃえばごまかせるというメリットもありますが)
手の動かし方を動画でチェック
最初の浮き目のところは次の目を編み始めたタイミングで糸を引くと緩まずに編めました。
言葉にしても伝わらないと思うので、動画にしてあります。
短い動画なので、ぜひチェックしてみてください!
わたしの靴下★マチとかかとをキレイにつなげるちょっとしたコツ
逆に右側はきつくならないように気を付ける
左側を緩まないようにきつく編んだ後、つい右側もつられてきつく編んでしまいそうになるんですが、ここは逆にきつくならないように気をつけて編みます。
それくらいでちょうど左右対象にまとまる気がします。
ほんのちょっとのポイントだけど、意識して編むとかなりキレイに編めるので、同じように悩んでる方はぜひ試してみてください。
動画を作ってから、たくさんの方から『ここ、悩んでた!』『気になってた!』というコメントをいただいたので、地味な動画ですが作ってよかったなぁ〜と思いました。
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