立上りが目立たない編み方①
こんにちは!
編み物ジャンキーユミ(@fruor.yumi)です。
今日は今回の編み物ブームが始まってから1番の衝撃だった、かぎ針編みで“立上りが目立たない編み方”について説明してみたいと思います。
これまで私が知りえた情報では、“かぎ針編みで輪で編むときの段の終わりは引き抜き編み”でした。
母や義母くらいにしか教わったことはありませんでしたが、本を読んでも必ず引き抜き編み。それ以外の方法は考えたこともありませんでした。
引き抜き編みをすると、そこは他のところと編み方が違うので、編み目がそこだけ変わります。
前回メリヤス編みの説明で使った写真を使いまわしますが、こんな感じです。
青い印のところが引き抜いたところです。
編み糸が細ければ、それほど気にならないのかもしれませんが、ズパゲッティなど超極太な糸だとかなり目立ちます。
そこで世のニッターさんはきっとものすごい研究をされたんだと思います。
立上りが目立たない編み方、動画でさらっと紹介してくださっている方は何名かお見かけしたのですが、何度やってもよくわからず…
糸とかぎ針持って何度もあーでもないこーでもないと試行錯誤すること1ヶ月(途中あきらめて引き抜きで編みまくっていた時期も含みます)、ついにこれで正解じゃない?というレベルになりました!!
早速やってみます!
まず、輪に6目細編みを編み入れた状態です。
普通だったら1の細編みの頭に引き抜きをしますよね?
ところが、目立たない編み方の場合はここ!
一度かぎ針を抜いて、裏側から2の細編みの頭にかぎ針をさします。
そのまま編んでいた糸を裏側に引き抜きます。
ここではあまりきつく引き締めないでおきます。
鎖編みを一目編みます。
鎖はかなり大きめにゆるくしておいてください。
ここが反対側にでてメリヤス編みのように見える部分なので、このゆるさが編み地にそのまま出ます。
次に、1の細編みの真ん中にかぎ針をさすのですが、今引き抜いてきた糸が渡っているので、よけてその下側からさします。(うーん、分かりづらい)
ここです!
裏から見るとこんな感じ。
以前に紹介したメリヤス編み同様、細編みの真ん中にかぎ針をさします。
そうしたら、長くしておいた鎖目を手前側に引き抜きます。
ここで針を一度抜いて、手前側から入れ直します。(これを忘れると表面に出る編み地がねじれます)
鎖を1目。
これは通常の引き抜き編みの後の立上りの鎖目と同じと考えていいと思います。
この後は2の細編みの真ん中に編み入れていきます。(矢印のところ)
通常同様に6目増しながら2段目を編みます。
写真が多くなってしまい重いので、次の記事に続きます。
今回はmonopopを使用しています。
ズパゲッティより糸の太さが均一で、重くなりにくいです。
そして派手な柄の糸がめちゃくちゃ可愛いです💕
私は編みやすいと感じるお気に入りの糸です!
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